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執筆者の写真Ronny Kishimoto

用心棒の価値は「不安の深さ」で決まる

さあ、もうすぐ『日本の中心で嘘を叫ぶ』選挙が始まります。

これは都知事選に限ったことではありません。そもそも選挙というもの自体が『嘘つき合戦』なわけで、どの嘘を信じるか?あるいは、どの程度までなら嘘を許せるかという判断でリーダーを選出するものなのです。

ただし、これは方程式のようなものなので、嘘だらけの候補者が当選しちゃったりする場合は、投票者にとっては、初めからその候補者の嘘などはどうでも良くて、とにかく自分にとってのご利益が具現化されるかどうかという、極めて現実的かつ打算的な判断でリーダーを選ぶ人たちのセオリーによって稼働します。これは、ピラミッド型利益配分モデルであり、高いところから低いところへ利益が流れていくというお決まりの仕組みで成り立っています。

まあ、言ってみればシステム販売とかネズミ講と大差ないわけで、ひとり連れてきて投票させたら“きびだんご”をひとつ、5人集めたら親分になれるので、子分達から分け前を取り上げる権利が生まれ・・・・・という具合に連鎖拡大していくわけです。

こうしたシステムに取り込まれず、多少は世の中のことを理解しているつもりの人たちは、3割くらいの嘘なら「まあ、いいか」ってことで、信じようとして応援したりします(笑

どっちにしろ、まったく嘘をつかない人間なんていないので、適当に妥協しながら進んでいくしかありません。

嘘の原則として「用心棒理論」(笑)というのがありますので、お伝えしておきましょう。

黒澤明監督の名作『用心棒』をご覧頂くのが手っ取り早いですが、簡潔に言っちゃうと、クライアントに不安を煽れば煽るほど、用心棒のプライオリティは上がります。もちろん、そのクライアントの不安を解消してあげるという演出が必要ですが、この積み重ねで用心棒の契約金が決まります。あっ、この理論は弁護士にも当てはまります(笑

さて、今回の知事選、誰が一番国民に不安を煽っているでしょうか?

うーん、意外なことですが、今回の候補者はあまり都民の不安を煽るようなことを言っていません。たぶん、もう周りが不安だらけなので、これ以上不安を煽ったら逆効果になることを候補者全員が肌で感じているのでしょう(笑

しかし、散々不安を煽ったくせに、ヤラセでさえその不安を解消できなかった現職都知事のおばさん。演出が下手ですねー。こんな三文芝居もできない無能な人がもし再当選したら、それは彼女の周りでご利益を得る「親」が多いということであり、その人の下には何百万人もの「子」がいるということになります。やばいですねー。怖いですねー。

ということで、都民だけではなく、国民が救われるためには、我々庶民がベンキョーを重ねてみんなで優秀な民になるしか道はないのです。

今日ご紹介する動画は2本ですが、これはみなさんに是非見て頂きたいです。こんなに簡潔に、しかも分かりやすい説明がされている動画は他にはないでしょう。

特に2本目の消費税をめぐるカラクリは本当にわかりやすいので必見です。

*西田先生頑張って下さい。

【日銀短観が最悪!今こそ財政出動!MMTならそれが出来る!】

【西田昌司ビデオレター令和2年7月1日】

*これ必見です。本当に勉強になるので是非ご覧下さい。

【緊急Live配信】消費税ゼロを阻む闇〜国家観の喪失による日本消滅のシナリオ】

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