ニッポン村社会は『和=輪』で統率される組織なので、国民はディベート力が非常に不足している民族です。
もともと農耕型社会では、季節によって「種まきと収穫」が定められているので、村の長老たちの下で団体行動をしていれば生き残れるという体質をルーツに持っています。
なので、この年間ルーティンに逆らわず、村の輪に従ってさえいれば、とりあえず安心という具合に「個」は封殺されるというような歴史を持っています。これは私の持論ですので正しいかどうかは解りませんが、つまり、私のようなハミ出し者は当然「村八分」という制裁を受ける対象となります(笑)いわゆる「河原乞食」とかいうグループに属します。かどうかは定かではありませんが、そうした体質を根源に持つニッポン人だからこそ、今回のような「自粛」などという局面においては、非常に組織に従順という能力を発揮し、それが優秀な民族であると言われる所以です。
でも、結局は、長老たちが従順な民を蔑ろにして生き残ろうとする気配が見て取れる今、温和な村人たちもそろそろ「論点を見極めて討論する」行為に発展させていかないと、弱者だけが犠牲になる展開がそれほど遠くない将来にやってきます。
これまで、チープなメディア戦略などについてもベンキョウして参りましたが、今日は、ひとつ、異なる主張の論点を見極めて勘案するというトレーニングをしてみましょう。
このブログでもたいへんお馴染みの山本太郎さんと上念司さんの動画を見比べて、FACT=事実とVIEW=見解について考察してみましょう。なにはともあれ、考えることほど重要なことはありません。『和を以って・・・』は、時として思考の停止を促すということだけは忘れずにおきましょう。
【火事場ドロボー農業を売り渡す?の巻ショートバージョン】れいわ新選組代表山本太郎2020年5月12日
種苗法改正のこと誤解している人はぜひご覧ください、予備知識なしで10分で理解できます上念司チャンネルニュースの虎側
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