マスのメディアが伝える情報の裏側を見落として、安易に騒ぐことこそ仕掛け人の思う壺です。
それでも実際のところ、一般市民がその本質を突き詰める過程でブチ当たる情報氾濫の壁という存在があり、それを乗り越えるには、やはり、メディアが流すデータから事実を抽出する作業が重要になります。本来ならこの役を担うのがジャーナリズムということになるのですが、最近はマスメディアに登場するジャーナリストがどうも怪しげで、「情報をきちんと整理して伝える」という基本作業さえできていません。
早い話、こうしたジャーナリスト自身が情報ネットワークシステムからすでに取り残された、いわゆるガラ系ジャーナリストであり、情報分析すらまともにできていないにもかかわらず、マスで無責任な発言を繰り返しています。それはつまり、その権威と立場を守るため、さらにその収入を確保するために、安物の「役者」に成り下がってしまった結果とも言えます。
さすがに一般庶民もそろそろこの胡散臭さには気付き始めているのですが、やはり、情報収集のネットワークシステムにうまく関わっていけない人たちは、結局その拠り所とするニュースソースをテレビか活字(新聞、週刊誌)に頼らざるを得ません。
この問題は本当に重要で、情報を持つ人と情報を持たない人の格差がどんどん広がる中で、この点が見過ごされているのが残念であり、ある種の危惧もあります。
広範な情報を調べもしないジャーナリストが、昔ながらの「取材」とかで薄っぺらな分析をマスに流すというようなことが日々平然と行われており、それだけならまだしも、権威と立場を守るため「魂」を売ったジャーナリストも沢山います。
彼らを安易に批判はしませんが、私たちはこのような裏側をきちんと捉えるだけの目を持たないと、さらに情報ネットーワークから取り残される難民になっていってしまいます。ネットシステムの進化も日々倍速化していく中で、情報ネットワークの使い方を高齢者に指導する施策の必要性も感じています。少なくとも最も厚い人口層であり、有権者である中高齢者をこのままにしておくと、カネ漬け政府の闇政治を続けさせることになります。
ということで、今日はC国の侵食についての資料動画です。
私たちが気づかぬところで、着実に侵食は始まっています。はっきり言って、これは世界的な規模で見ていかないと本質は見抜けないでしょう
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米国の人種差別「暴動」はそれほど簡単な図式ではありません。
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