おととい、サイパンから友人が帰国しました。
こんな時期ですから、検疫手続きの情報などを念入りに調べたところ、検疫後は公共機関(電車・バス)を使わず、レンタカーとか友人が迎えに来る場合はすぐに自宅に戻れるとのことでした。いわゆる自宅隔離というやつです。
入国者は全員、入管を出た後、PCR検疫があると聞かされていたので、私は到着時間の2時間後くらいを目安にレンタカーを借りて、東京お茶の水から成田第一ターミナルへ向かう予定でした。
さてそろそろ出ようかなと思った矢先、「もう出ました」の連絡がきました。
『ええーっ!?いくらなんでも早すぎだろ』
入国審査通って、荷物を受け取って通関してって、通常の手順だって少なくとも1時間はかかるのに、プラス検疫で所要時間30分ってあり得ないでしょう。
結局、3時間遅れで成田に到着した私は、どこに行けば良いのか尋ねると、南ウィングの出口にいるとのことでした。
パラパラと何組かの外国人ファミリーが検疫官らしき人に付き添われてゲートから出てきました。
私は、受け渡し(引き渡し)で身分証明書だの署名だのと、何か手続きがあるのだろうと思い、案内所のおねーさんに尋ねると、3階に検疫のコーナーがあると言われました。
『でも、彼はもう出口にいるって言ってんだけどなぁ』と悩んでいるところに、電話が入りました。
『バス乗り場10番の前にいます』
またしても、ええーっ!?でした。
すぐに表に出てみると、バス停の前に検査官のようなお姉さんが友人と立っているのが目に入りました。
彼女は私の顔を見ると、「はい、じゃあこれで」とさっさと館内に戻っていきます。
『あの、書類手続きとかはしなくて良いんですか?』と私が尋ねると、『はい、ありません』と言い切ってその場を立ち去っていきました。
なんじゃこりゃ?
友人に尋ねると、PCR検査の結果は1−2時間後に出るとのことで、携帯に連絡が入るとのことでした。
昨日のワイドショーで、成田空港の検疫システムについて、『水際対策』とかノーガキ垂れてたおっさんがいましたが、実体験した私は、マジでこの国が恐ろしくなりました。先日もお話ししましたが、1日平均800人近くの中国人が入国してるんですよ、『格段の事情』とかで・・・・・
そりゃ、感染者増えても当たり前だろ、って感じです。
夜の商売とか、飲み屋とかを虐めてばかりいないで、もうちょっと真面目に考えてほしいものです。
こんなザルみたいなことやってる間に、マジで尖閣とか盗られちゃうと思います。
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