新型コロナの蔓延で、世界が対面による「密」を避けるという大きな流れの中で、これまで、さほど関心を持たなかった人たちがネットワーク情報網に入り込んで来たことで、ネット環境がより『密』になるという状況が生まれています。
リモートだの、ヴァーチャルだのと相変わらず言葉遊びの好きな日本人ですが、いよいよ大手企業のリストラや金融業界再編の作動スイッチが押された今、言葉で現状を認識しようとするアナログ感覚は切り捨てて、実際にデバイス(機器)を手に取る実技=デジタル感覚を身に付けておく必要があります。
つまり、活字から得る情報量に比べて視聴覚から得られる情報量は、比較することが無意味なほど圧倒的です。
情報量の不足は判断力の低下とメンタル面でのプレッシャーを導きます。これはある意味逆説的ですが、少ない情報で物事を査定したり評価したりするということは、選択肢が少ない分だけ思考にかかる負担が少ないので精神的負担も少なくなります。
ただし、それは閉鎖的な環境の中では有効ですが、現在のような情報過多の世界では目の前の時代との乖離をもたらします。そして、その時代との乖離のギャップを埋めるため、つまり不安定な精神状態を安定へと導くために短絡的な思考へと流されていきます。
わかりやすい例が小池都知事に代表される、言葉を駆使した抽象的表現でしょう。
まるで中身のないことを、カタカナ英語や、文化人風な言葉で、時代の流れについていけない人たちに安易な安心感を与えるといった方法です。
実際には現実と乖離した人々に流行りの言葉を用いることで、その言葉が理解できるということが時代を理解できているのだという、誤った、そして安易な満足感を与えるという稚拙なやり方です。
つまり、彼女は、「言葉を理解するということと、その言葉で表現された内容を理解するということは別である」ということが分からない人たちの心を掌握するテクニックを持っているということです。
カオスもいよいよ佳境に入って来ていますので、これから先は情報量と選別が勝負です。できるだけ良質の情報をたくさん仕入れて、分析して判断するという脳トレを心がけていきましょう。
ということで、今日は興味深い動画をランダムですがまとめてご紹介します。
右もあれば左もある。大事なことは物事を多角的に見て自身の結論を出すことです。
→昨日取り上げたニュースですが、この件についてご自身が語られています
【髙橋洋一チャンネル 第7回 内閣官房参与驚きの実態と官僚のやり口】
→この件では、以前紹介した藤井聡先生の見解が秀悦でした。この若手哲学者の分析はかなり辛辣ですので視聴する価値はあると思います。
【日本学術会議問題で珍説が大手を振って歩けてる起源はどこにあるのか?〜尊敬できる三人の大先生から学ぶ〜】
→NK国に関する情報通のジャーナリストのご意見2本立てです。
【篠原常一郎】歴史的に凄いデータが出た!なのに二階氏は…。米国世論調査で世界各国の中国に対する隠された本音が明らかに 「アンケート 外交」
【篠原常一郎】韓国自業自得苦渋の選択
→オマケ動画。いつもの中共ニュースからです。
【10.13役情最前線】✼トランプ氏 治療停止を発表 ✼児童ポルノ事件の調査後、米孔子学院院長が不審死
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